シンプルな生活にするため、少しづつ持ち物を点検整理して片付けすることにした。
色々思い出の写真を眺めてあっという間に時間がすぎたり、パラパラめくった本を読んでしまったり、着てみたり、直してみたり・・・なかなかはかどらない片付け。
机の中から、従妹の手紙が出てきた。
たしか・・・小学6年生くらいのときのものとおもいます。
今は、女の子2人の立派なお母さんになりました。

おねえちゃんこの間はおじゃましました。
その後からだのぐあいはどうですか。
この間行った時少し元気があったのでよかったとおもいました。
おねえちゃんが入院したときいたときは ほんとうに悲しくなってしまいました。
ただなみだがでました。
でも いつまでもないてはいけないと思ってあとは毎日お父さんに「おねえちゃんの病気なおして」とたのみました。
おねえちゃん、私は何もしてあげられずにごめんなさいね。
一日も早く、退院できるようにズーットお父さんにお願いします。
食べたいと思うものをじゃんじゃん食べて早く良くなってください。
魚のことだったら私の家に電話をください。
きょうは、日曜日で」お母さんは家のことをやっています。
私もお手伝いしました。
今お母さんはお茶のみです。だから私は手紙を書きました。
お兄ちゃん、つかれているでしょうがおねえちゃんのかん病お願いします。
お兄ちゃんもからだに気をつけてね。
おねえちゃんの退院いのっています。


従妹の父親は4年生のときに海難事故で亡くなり、母一人子一人なので私たち夫婦を兄や姉のように慕ってくれています。
今も、優しい心遣いをたえずしてくれます。
子供たちもお母さんのように育ち良い子になりました。